【カメラマンインタビュー】第10回 - Photoplace 空-Air-川中 恵美 さん

今回は、とても神秘的なニューボーンフォトを始めとしたアーティスティックな作品が魅力の川中さんへお話を伺いました。
七五三や公園での撮影も家族の素の笑顔が印象的です。
ユニークなご経験や、撮影へのこだわりなどを惜しみなくお話しいただきました。


–では最初に、カメラマンになられたきっかけなどを教えてください。

もともとスノーボードのスロープスタイルの選手で、撮られる側だったんです。

選手時代に、自分が撮って欲しいスタイルをより良く伝える為に、仲間をモデルに撮影をするようになりました。そこで撮ることも楽しいと感じて、しばらくは趣味で撮影していました。

撮られる側の良さをもっと伝えたいと思って、まずはゲレンデでデジカメを持って、友達を撮ったりすることから始めました。そこで撮ることも楽しいと感じてしばらくは趣味で撮影していました。

–なんと、スノボの選手だったのですね!平昌五輪が終わったばかりで非常にタイムリーですね(笑)。

そうですね。ゲレンデのカメラマンは基本的に滑りながら撮るので、カメラマン自身もある程度は滑れるし飛べます(笑)。
ちなみにその時のチームメイトもまだ現役として平昌にも出場していました。

その後、出産をきっかけに一眼レフのおさがりを貰い、一眼レフを使って自分の子どもを撮ったり、お友達など他の子どもも撮影するようになりました。
子供が幼稚園にあがって お友達にも練習として撮影をしてそれをあげるととても喜んでもらえました。
自分の子どもはもちろん成長していって大きくなっていくのですが、そこでずっと小さいお子さんを撮っていたいと思って子ども撮影を始めました。

–屋号であるPhotoplace 空-Air-の由来は何でしょうか。

スノボーダー向けのハンドメイド商品のブランドを作っていたことがあり、そのブランド名が「空-Air-」でした。
今は写真のブランド名として新たにPhotoplaceを付けて、当時のお客さんにも知ってもらいたいと思い、当時のブランド名である「空-Air-」を引き継ぎました。

–セレベビーに登録しようと思ったきっかけや理由などがあれば教えてください。

他のマッチングサービスにも登録していたのですが、七五三などキッズ中心でもっと小さなお子さんを撮る機会が欲しいと思っていたところ、サービス名に「ベビー」とつくので目に留まり、登録しました。
また、シェアスタジオがあることも魅力に感じました。スタジオ撮影なども考えていたので。

–これからの季節、どうしても外での撮影は天候に左右されてしまうこともありますよね。是非セレベビースタジオは気軽にご利用いただけますので、今後有効にご活用ください。

後で写真を見返した時に家族が暖かくなるような写真を

–プロフィールを拝見させていただきますと、「家族が暖かくなるようなお写真」をモットーにというキャッチーなフレーズが目に留まりました。この点について詳しくお聞かせいただけますか。

お客様が将来、家族で写真を見返した時に、単に「こんなことあったね」という感想にとどまらず、写真を通じて暖かい気持ちになっていただくような撮影を目指しています。

–なるほど、単なる家族や親族の集合写真だと記憶のフックにはなるかもしれませんが、暖かい気持ちが芽生えるかどうかは分かりませんね。

そうですね。お子さんやママのその時のその瞬間にしか生まれなかったような表情を残していくことで、将来見返した時に温かい気持ちになってもらえることが理想です。

もちろんお子さんだけでなくママも撮影するのですが、中には撮られることにあまり慣れていない方やお好きでない方もいらっしゃいます。
そのような方にも柔らかい表情をしていただき、その時のリアルな表情を残していきたいと思っています。

–よく出産を機に一眼レフを持たれたりと、本格的な撮影を始められる方も増えてきたように思いますが、セレベビーのお客様でもお話を伺うと、そういう方こそプロの撮影に魅力を感じられているように思います。
そのようなお母さんカメラマンに何かアドバイスはありますか?

お母さんが撮ってる写真はアップが多いように思います。お子さんの表情はよく分かるのですが、後で見返した時にどこで撮った写真か分からないことも少なくないように思います。
引き目の写真も撮って、場所が分かるようにするといいかもしれませんね。

アーティスティックなニューボーンフォトの撮影へのこだわりと、誤った情報への注意喚起

–幅広いシチュエーションやシーンでの撮影のご経験をされている川中さんですが、サンプルフォトを拝見いたしますととても神秘的で素敵なニューボーンフォトをたくさん掲載されていますよね。
ニューボーンフォトに対して強いこだわりや特別な思い入れなどがおありなのでしょうか?

ニューボーンフォトは撮り始めて約1年ほどです。専門の知識を持った方から学んでから、お客様への撮影を開始しました。

始めたきっかけは、女性にしか分からないことなのですが、赤ちゃんがお腹に宿ってから十月十日、赤ちゃんといつでもどこでもお腹の中で一緒という状態が、出産とともに突然なくなるんです。
その時に寂しいという感情が芽生えるんですよね。産後うつになる方はこの感情も要因の一つなのですが。

そこで産後2週間というのはママのお腹に入っていたポーズを撮影するチャンスで、感覚が残っているうちにママにもお腹にいた時間を思い返してもらいたいという想いからニューボーンフォトの撮影を始めました。

包まったような胎児のポーズで残すことで、もう二度とないかもしれない貴重な時間を、その後思い返してもらうことが出来ればと思っています。
2週間以上経ってしまうと徐々に赤ちゃんの関節も硬くなってしまい、この姿を残すのが難しくなってしまうんです。

–ここ最近、徐々にニューボーンフォトも認知されてきたように思いますが、一方で産まれたばかりの赤ちゃんはとてもデリケートな時期で、安全性の確保が問われます。よくネット上で素人でも気軽に撮れるなどと謳った間違った情報を目にすることもありますよね。

確かにここ半年くらいで一気に認知は広まったように思います。その反面、間違った情報や危険な情報はよく目にします。
撮影技術に加えて徹底した安全確保やレタッチなど、ニューボーンフォトの教育を受けたカメラマンでないと危険なので、その点は啓蒙が必要だと思います。

プランは3時間もしくは4時間なのですが、1時間程度で寝かしつけてそこから繊細な撮影が始まるので、たまにお客様からも「もっと短い時間で」や「お安いプランで」というご希望をいただくのですが、特別な撮影であることをご理解いただくよう都度ご説明しています。

–今後はセレベビーとしても、ニューボーンフォトの認知を広めていくとともに安全性に対する啓蒙活動を行っていきたいですね。

産まれた直後の写真から生前写真まで、様々なライフシーンを撮影していきたい

–現在フリーとして独立されて、どのような特色の撮影サービスを目指していらっしゃいますか?

ロケーションフォトでは、スタジオが苦手なお子さんでも楽しく撮ってもらうようにと思っています。
お子さんが遊んでいる時のいい表情を撮りたいので、七五三などではお子さんと遊びながらという感覚で撮影しています。「レンズを通して遊ぶ」という感覚です。
どうしても緊張してしまう場合は、いつも通りパパやママと遊んでもらいその様子を遠くから撮影しています。

事前にお客様にはお子さんの好きなことや興味のあるものを教えていただき、人見知りでもすぐに打ち解けてもらえるように、好きなキャラクターやおもちゃを差し出しながら楽しく撮影をします。
ただ、あまり型にはめた写真にはならないよう、あくまでその場でその日その日のお子さんの機嫌や調子をみて、どのような写真を撮るかの構成を練っていきます。
撮影が終わった後にはお子さんは遊んだ後のような表情になってくれるように心がけています。

–エネルギッシュな撮影ですね。川中さんがそのような撮影スタイルを確立するに至ったような、特に印象深かった思い出やエピソードがあれば教えてください。

ロケーションフォトを始める前に自分の子どもに衣装を着せたくてスタジオに連れて行ったことがあるのですが、そこで感じたのが待ち時間が長かったり、着替えをし終わってからも待ち時間があったり…。
その時間に子どもの機嫌が悪くなってあやしてばかりでした。そのような子どもがぐずるような時間を作りたくないと思っています。

お母さんへの撮影説明など可能な限り事前メールなどで済ませ、撮影現場ではあまり話しこまないようにしています。

–とても準備が周到ですね。

時間を気にして焦るのが嫌なのと、初めて会うお子さんだと分からないこともあるので、出来る限りの事前準備は行っていきます。
お子さんにはこれから楽しいことが待っているんだということを伝えて撮影に臨みたいと思っています。

-最後に川中さんの将来の夢やビジョンなどがあれば教えてください。

まずは、ニューボーンフォトを中心に、お子さんの成長過程を追い続けていきたいと思っています。また、出産に始まり生前写真までその家庭家庭の素敵な写真を残し続けていきたいです。

ニューボーンフォトの知識はもちろん、親になって出産や育児をしてきた経験なども生かして、その方その方にあった写真を撮っていきたいと思っています。ご家族やご親戚の中の様々なライフステージの方の中の一つに拘らず、ご親族全員を見守っていけるようなカメラマンになりたいです。

–カメラを手にされたルーツがスノーボード選手だったという非常にユニークなエピソードから、家族撮影への想い、ニューボーンフォトのこだわりなど様々なお話を伺わせていただきました。
ニューボーンフォトの撮影に関しては我々と同様の危惧を抱いていらっしゃり、我々としても認知を広めるだけでなく、特に安全面については共に広くお知らせしていきたいと感じました。

川中さんのモットーでもある「家族が暖かくなるような写真」という意味を詳しくお聞きして、お客様が撮影からある程度時間が経ってから見返した時に、家族の絆が一層強くなるようなシーンが想像され、とても素敵だと感じました。
本日は貴重なお話をありがとうございました。

 

 

川中 恵美 – Photoplace 空-Air-

ご覧いただき、ありがとうございます。
埼玉県草加市近郊を中心に活動しております、
Photoplace 空-Air-の川中です。

子供が生まれてから、一眼レフを手にしながら子育てしております、
2009年生まれの男の子と2014年生れの女の子の母です。

「家族が暖かくなるようなお写真を」をモットーに、
ニューボーンフォト、Babyフォト、キッズ・ファミリーフォトを中心に、
「今」を残すお手伝いをさせて頂いております。

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