2019年の今、フリーカメラマンになるには – 現役経営者が必要知識を全て教える!

セレベビーの代表の永田です。これまで私は数百人のフリーカメラマン、および将来フリーカメラマンになりたい人を見てきました。カメラマンになるにはどうすればいいですか、という質問もたまにいただくのですが、そういう人のために、「これを見て」と言えるように記事をまとめました。

そもそもフリーカメラマン(フリーフォトグラファー)の定義とは、プロになるとはどういうことか、フリーカメラマンの実態、おすすめの仕事の獲得方法やマーケティングツールについて、などきっとあなたの役に立つ内容となっているので是非ご一読ください。

カメラマンとは

人によって写真家のことをカメラマンと言ったりフォトグラファーと言ったりしますが違いは何なのでしょうか?

一般的にカメラマンには、スチール(写真)もムービー(動画)も含まれるので、特に写真を撮る人のことをフォトグラファーと呼ぶようです。また、女性もいる仕事なのにカメラ「マン」だとポリティカルコネクトネスではないよね、という理由でフォトグラファーを好む人もいるみたいです。

私は話す相手によって使い分けたりしていますが、客商売はお客様にとって親しみある言葉を使うことが鉄則だと思ってるので、多くの場合「カメラマン」という言葉を好んで使います。なのでこの記事でも「写真を撮る仕事 = カメラマン」ということにします。

フリーカメラマンになるには

さて、では「フリー」カメラマンってどうやったらなれるのでしょうか?

正解を言うと、カメラを買って名刺に「フリーカメラマン」と書くだけです。もちろんそれで食っていけるかは別問題ですが。

カメラマンになるには特別な資格は必要ありません。そして、フリーとは一般的に組織に属していない状態を指す言葉なので、個人で対価を貰って撮影の仕事をすれば立派なフリーカメラマンです。ちなみに、何となくフリーカメラマンって仕事の依頼を受けて現場に赴くっていうイメージがありますが、個人経営の写真館もこの意味だとフリーカメラマンになりますね。

さぁ、今日からあなたもフリーカメラマンを名乗ることができるのはわかりました。では、初心者がフリーカメラマンで食っていくために何から始めるべきかイメージは沸きますか?

よくあるルートとしては、

  • スタジオに勤務して、アシスタントとして修行する
  • 初心者OKの登録制の会社に入る
  • 写真の専門学校やカメラスクールに通う
  • 著名な写真家に弟子入りする
  • コンテストで入賞する
  • カメラ片手に片っ端から声をかけて写真を撮る

などの選択肢があるようです。何となく、皆が思い付きそうな順に並べてみたつもりです。

実際に多くのカメラマンさんに話を聞いてみると、ウェディングの撮影をやっている、またはやったことがある人が多いですね。なし婚などという言葉が一時期流行りましたが、それでもやはりウェディング市場は大きくて仕事も多いのだと思います。

また、最近のトレンドで、インスタで仕事を受注しようとするフリーカメラマンが急増しています。ただインスタに自分の写真を上げるだけで安定して仕事を獲得していくことは中々難しいのも事実ですが、仕事を頼む側も今や「ググる」から「タグる」に行動が変化してきているので、このトレンドはまだまだ続くように思われます。

インスタ以外にも、ストックフォトで写真を売る、フリーカメラマンのマッチングを行うサービスに登録するなど、個人がダイレクトに仕事を獲得できる機会は確実に増えてきています。一昔前はいわゆる「下積み」時代を経る職人の世界でしたが、こうした環境の変化で、下積みなくフリーカメラマンとして活躍できる時代に変わり始めています。

実際に、現役カメラマンたちがどのように成功していったかを語ってもらったインタビュー集を無料で読めるeBookもプレゼント中なので、ご自身が目指すカメラマン像を見付けるのにお役立てください。

フリーカメラマンの実情

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専業フリーカメラマンと副業(兼業)フリーカメラマン

私は仕事柄ポートレートの撮影をするカメラマンと多く会うので少し情報に偏りがあるかもしれませんが、フリーカメラマンと名乗る方の99%近くは、写真以外の副業をやって生計を立てている(または写真が副業)んじゃないかと思います。

「カメラ一つで独立」にチャレンジすることが容易になるということは、それだけライバルが増えるということでもあります。写真撮影のいろんな分野で価格競争が激化しているとも聞きますし、何かよほど強い武器がない限り、カメラ一本で生計を立てていくのは難しい時代になってきたのかなぁと思います。

とはいえ落胆しないでください。そんな中でも人気カメラマンになってしっかり生計を立てている方も知っていますし、写真の仕事を「好きな副業」と割り切って上手にお付き合いしている方も多くいます。家族写真やプロフィール写真などの場合、1件あたり10,000~30,000円ぐらいの収入が見込めますので、土日に副業カメラマンとして月数件撮影するだけでもそれなりの副収入が期待できます。

フリーカメラマンの仕事の種類

一重にフリーと言ってもその仕事内容は様々です。まず大別すると被写体が「人か物か」の二つに分かれ、そこからさらに様々なジャンルに分類することができます。また、撮影の対価を貰うのではなく、撮った写真を販売するストックフォトというジャンルもあります。

人の写真

  • ウェディング
  • 家族・子供写真
  • アーティスト写真(アー写)
  • ライブ撮影
  • プロフィール撮影
  • モデル撮影
  • スクールフォト
  • コスプレ撮影
  • 風景撮影
  • スポーツ撮影

物の撮影

  • フード撮影
  • 建物撮影
  • 商品撮影
  • ペット撮影

写真販売

  • ストックフォト

この中のどれか一つを専門としてやっている人は本当に一握りで、ほとんどの人は複数のジャンルの仕事を引き受けています。

また、一概にどれがおススメだよということも言えません。それぞれ良し悪しはありますし、人によって得手不得手もあります。例えばコミュニケーションが苦手な人に家族写真を撮るのは難しいと思います。逆に被写体に対して特別に情熱を持てるものがあるんだったら、その分野で極めればいいんじゃないでしょうか。

ただ、ウェディングと家族・子供写真は比較的市場が大きいので、しっかり稼ぎたいんであれば欠かせないジャンルかなとも思います。

成功するために必須のマーケティングツール

フリーカメラマンとしてどのジャンルを選ぶにしても、避けて通れないのが「集客」です。そこで次はフリーカメラマンとして集客するために絶対に使うべきツールをご紹介していきます。

SNS

先ほどちょっと触れましたが、今の時代SNSを使わない手はありません。消費者は、特に若い人ほど「ググる」から「タグる」に変わってきているので、Instagramで自身の作品を絶えず公開して認知を獲得していくことがおススメです。

また、Facebookページも多くのフリーカメラマンが持っています。FacebookはInstagramと少しユーザー層が違い、30代以降のビジネスマン、経営者などが多く利用しています。Instagramだけでは巡り合えない仕事のチャンスをものにするためにも、Facebookページを作って、情報発信を定期的にしていった方がいいと思います。

ウェブサイト

「ググる」から「タグる」に時代が変わってきたとは言っても、まだまだキーワード検索は現役です。検索結果で自分の情報が少しでも多く表示されるためにも、簡単なホームページは作っておきましょう。

ウェブサイトを作るというと大変そうですが、wixwebflowなどのホームページ制作ツールを使えば、HTMLやcssの知識がなくてもマウスの操作だけで自身のウェブサイトを作れてしまいます。(それも無料で!)

また、もう少しデザインなどをカスタマイズしたいということであればwordpressを使うのもおススメです。xserverなどのレンタルサーバを使えば簡単にインストールが完了してしまい、無料で色々なテーマを利用することができます。テーマをカスタマイズするにはHTMLやcss、jsの知識も少し必要になってきますが、習得までそれほど時間はかからないと思います。

ウェブサイト制作は荷が重いからやだ、というのであればアメブロなどのブログサービスを利用するのも手です。ちょっと調べてみると分かると思いますが、情報発信・予約受付などをブログサービス上で全て行っている方も結構います。

マッチングサイト

露出を増やすという意味でも、セレベビーfotowaLOVEGRAPHくらしのマーケットなどのジョブマッチングサイトに登録しておくといいです。こういったマッチングサイトの多くは登録無料ですので登録しておいて損はないはずです。

また、マッチングサイトとはちょっと違いますが、撮影イベントを企画して、いこーよなどイベント発信サイトに掲載するという手段を使っているカメラマンも見かけます。

チラシ

これまでウェブサービスばかりおススメしてきましたが、チラシも侮るなかれ、未だに有効な宣伝手段です。印刷をして近所のカフェなどに置かせてもらうのもいいですし、ラクスルを使えば印刷からポスティングまで全部やってもらえます。

これからカメラを買う方向けの推奨機材

こちらの記事で、現役出張カメラマンがCanon, Nikon, Sonyそれぞれの推奨カメラセット(ボディ・レンズ)をまとめています。

これから家族写真カメラマンになる人が買うべき推奨カメラを知りたい!

 

集客からリピートへ

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別にカメラマンに限った話ではありませんが、ずーっと新規顧客を獲得し続けるのは難しいことですしコストも高くつきますので、フリーカメラマンとして長く活躍するためにリピーターの存在は欠かせません。

リピーターを作るには「お客様を感動させる」ことです。そのためには、お客様が求めているものを期待を超えて提供することが大事になってきます。

例えば家族・子供写真で説明すると、ママとパパが一番求めているものは「子供の笑顔」の写真であることが多いです。子供の笑顔を撮って欲しいという期待が強い人ほど、「うちの子ちゃんと笑ってくれるかな」、「カメラマンさんは子供をうまくあやせるかな」という大きな不安も胸に抱いてやってきます。

そこでもし、初めて会ったカメラマンが子供をたくさん笑顔にしてくれて、その瞬間を逃さず写真に撮って見せてくれれば、不安の気持ちが一気に解消されて感動に変わります。「あぁ、またこのカメラマンさんにお願いしたい」となるわけです。

逆にいくら高い機材を使って、背景をぼかして、こだわったおしゃれな構図で撮影してみせても、子供の扱いが不慣れで笑顔の写真が一枚もなければそのご家族はリピーターにはなってくれないでしょう。

写真を上手く撮れるのはプロなら出来て当たり前です。そこからいかに自分を差別化して、一度利用してくれたお客様をリピーターに変えるかは、写真の技術以外の部分が重要であり、家族・子供写真でいえばそれは「限られた時間の中で子供を笑顔にする力」です。

こうした力を身に付けるためには、実地で繰り返し練習をする以外ありません。しかし子供を相手に練習しようと思っても、そう都合よく練習相手は見つからないと悩む方も多いと思います。

そうしたお悩みに応えるべく、セレベビーのプロカメラマン育成スクールでは、親子モデルを招いて、計17回も実戦さながらの訓練を積めるレッスンプログラムを提供しています。保育士から転職した方、育休中のママ、子育てがひと段落してセカンドキャリアをスタートしたいママ、とにかくカメラが好きな方、など本当に多様な方々がスクールに通われています。

家族・子供写真でお客様に求められている「子供を笑顔にする力」を個別指導&実践形式で現役カメラマンに教わることができる数少ないスクールですので、これから家族・子供写真のプロを目指したい、という方は是非相談会へ足を運んでみてください。

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